南アフリカの沿岸部に原産する株立ち性の小低木で、高さ1〜2mほどに伸び、マウイ島のクラ高原では12月から3月ごろが開花の最盛期です。ピンクッションの名のように、枝先に針刺しに針が刺さったような花序をつけます。針のようにみえる1本1本が一つずつ花で、多数の花が集まり、径9cmの球状の花序をつくります。花色は、橙、黄、桃色などの変異があります。切り花に使われ、クリスマス、新年、バレンタインデーからイースターなどに、他のキング・プロテアやピンク・ミンク・プロテアなどとアレンジして使われます。
繁殖は、挿し木か実生によります。挿し穂は新しく伸びた枝が固まったころにとります。ミスト繁殖で発根までに3〜4ヶ月はかかります。実生は発芽後2年で開花します。
クラ高原では、住宅の庭園樹としてごく普通にみられるもので、花つきがよいので見事です。